資料 「女性自身」(光文社)平成16年12月28日号より


「女性自身」12月28日号より

漢方だからできる、風邪・花粉症の予防法 免疫力アップ

 とにかく、今シーズンの花粉の飛散量は、けた外れに多いという予想です。スギの木についてスギの花のつぼみがずっしりとついています。
 花粉症に弱いとか風邪をひきやすいのは、粘膜や皮膚のバリア力が弱いため、外からのちょっかいに対しパニック状態に反応しまうためです。要は、バリア力をつければ、花粉をはじめとして粘膜・皮膚に影響する外敵をブロックし、過剰反応として生じる、とめどない鼻水や、涙、咳を軽く済ませることができます。
 このバリア力、すなわち免疫力、あなたはどのくらい備わってますか?「女性自身」12月28日号に「免疫力チェック」が載っていました。さっそくやってみましょう。

あなたの免疫力をチェック

□コンビニも含めて外食が多い
□暴飲暴食することがある
□睡眠時間が不規則、または睡眠不足だ□タバコを吸う
□最近疲れやすい□風邪をひきやすく治りも遅い
□エアコンの掃除を最近していない
□下痢、または便秘気味だ□運動不足である
□思ったことを 口に出せない性格だ
□肉や卵を多く食べ、野菜はあまり食べない
□最近、口内炎や結膜炎になった

 


「女性自身」12月28日号より

「女性自身」12月28日号より

免疫力診断結果

0の人 とりあえず大丈 夫
  この調子で健康生活まい進を。ただし、気を抜くと免疫力は下降線に。
1〜3の人 やや不安。免疫力アップの必要あり
  規則正しい生活を心がければ免疫力は向上。漢方薬を始めてみましょう。
4〜8の人 やや不安。免疫力アップの必要あり
  免疫力が低いために病原菌の攻撃に勝てず。風邪をひきやすいのでは?教から漢方薬を飲んで乗り切って。
9〜12の人 すぐに近所の漢方医に相談が必要
  すでに免疫力は戦闘意欲なし。一刻も早く専門家に相談を。睡眠不足、心因性ストレス、運動不足、脂肪摂取量が多いなどの要因は、免疫を低下させやすい生活習慣です。改善を。

体を守ってくれる”衛気”の高めかたは?

 この記事を監修したのは、中医師であるとともに日本の医学博士号も取得している張立也先生。

 「中医学には、免疫力と考えてもよい”正気”という概念があり、正気が充実していれば”邪気”(細菌などの体に悪さをする外敵)は侵入してきません。”正気”にもいろいろあり、特に体を守ってくれる気のことを”衛気(えき)”と呼びます。
 体の表面を覆っている皮膚や鼻、喉などの粘膜を強くして外敵から体を守る、つまり『防衛』 の役目を果たすのが衛気の働きです。衛気の力を高めることで、風邪を予防することができます。
 それと、花粉症などの花や目の粘膜で起こるアレルギー反応などに対しても、同じように対応することができるのです」

 それでは、”衛気”の力の高め方は?

 「全身の血行をよくした上で体の表面にバリアをつくること。漢方では衛気を高める働きがあるオウギ(黄耆)という生薬がよく用いられます。漢方処方では、オウギを主成分とした『玉屏風散(ぎょくへいふうさん)』が有名です。

 この処方の購入や中国漢方による健康相談は、張先生が講師陣に加わって中医学を研究している日本中医学研究会の加盟薬局店で可能だそうです。加盟店所在地のお問い合せは、日本中医薬研究会事務局 電話03-3273-8891へお願いします。

「玉屏風散」の主成分である”衛気”を高める力にすぐれた生薬”オウギ”